久しぶりに心中モノ
なぜか国立劇場は2月に文楽の心中モノの3本立てを
やることが多いみたいです。
一度、無謀にも3本全部を1日で見るということをやり、
タダでさえ、寒い2月に暗い気分に陥ったことがあります。
それでも懲りずに見に行くわけですが、
いつも、文楽って廃れゆく芸能なんだなと思います(関係者の皆様、ごめんなさい)。
というのは、すごく高いの。
同じ国立劇場で歌舞伎を見る場合、
2等席なら2000円代なのに、文楽は5000円近く。
小劇場は大劇場に比べて人数が入らないから1人あたりのチケット代が
高くつくという計算なのかもしれないけれど、
それで、見に行く人が増えるものかどうか。
全体に観客の年齢は高いし、この人たちがいなくなっちゃったら、
さて、次の世代は見に行くだろうか……。
それに、すでに近松の描いた心中は今の人間からすると
なんで、そこで死なねばならないの?みたいな話になっている気もする。
新作が出てこないし、スターも出てこない、となると、
う~ん、難しいよね。
といいつつ、私が見に行くのは、
やはり、日本語の美しさ、リズムを伝えてくれる義太夫の魅力というヤツに惹かれて。
無くなって欲しくはないんだけどなあ。



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